Case #15

きみも“家族”

こちらはうれしいご縁でご担当させていただいたおふたりです。

新婦さまのご親友の結婚式を私が担当させていただきまして、そのとき新婦さまはゲストとしてご出席されていたんです。

ご親友と一緒に相談会にお越しくださり、そこからお話がはじまっていきました。

この頃はちょうどコロナ禍で、当初は少ない人数を想定して別会場でプランニングをしていました。ところが、情勢が好転すると「出席したい」というゲストさまが一気に増え、急遽会場変更などをおこないました。

これもコロナ禍らしい出来事だったなと感じます。

おふたりの結婚式当日は、盛りだくさんな1日でした。

まずは朝早くから牧野植物園で前撮りをおこないました。

お衣裳のデザインとロケーションがマッチしていて、とても素敵なお写真が撮影できたと思います。シルエットもきれいですね。

前撮りが終わったら結婚式の会場へ。挙式と披露宴はミーニッツさんでおこないました。

こちらの会場の選んだ理由のひとつとして大きかったのは、ペットが入場可能であることです。

おふたりには、新婦さまのご実家で飼われている愛犬・チョロちゃんと一緒に結婚式をしたいという強いご希望がありました。

県内では衛生管理のルール上、ペットの入場がNGとなっている式場が多いのですが、ミーニッツさんは厨房と式場が異なる建物になっており対応することができます。

チョロちゃんには、指輪を運ぶリングドッグをお願いしました。

当方のスタッフに裏ポケット付きのスタイをつくってもらい、そのポケットにリングを入れてチョロちゃんに身につけていただいています。

愛嬌をふりまきながらバージンロードを駆けていく、その愛らしい姿にゲストのみなさまも癒されているご様子でした。

高砂は新婦さまがご希望されていた布を使ったコーディネートです。

生地のやわらかな風合いがおふたりの朗らかな雰囲気とマッチしています。

 

テーブルのお花はイエロー系でまとめました。甘くなりすぎないジェンダーレスなお色です。

こちらは新郎さまからのリクエストをいただき、私もお手伝いしながらつくった思い出の写真コーナー。

新婦さまがお着替えをされているあいだにサプライズでつくりまして、とても喜んでいただけました。

披露宴が終わったあとは後撮りもおこないました。ミーニッツさんにある神殿にて、和装で撮影しています。

じつは、このあと二次会も控えておりましたのでスムーズな流れで素敵なお写真を撮影できるように、おふたりを含めた“チーム力”でがんばりました!

前撮り、挙式、披露宴、後撮り、二次会と盛りだくさんな1日でしたが、ゲストのみなさんはもちろん、私たちスタッフも、終始、楽しくしあわせな雰囲気に包まれていました。

それは周囲を明るく照らすようなおふたりのお人柄があったからだと思います。

また、愛犬・チョロちゃんが結婚式に参加できたことも、あらためてよかったなと思います。

おふたりがすごく可愛がっていらっしゃる光景を見て、チョロちゃんも本当に“家族”なんだと感じました。